言い訳

 

重い時間

重い話

 

重い言葉が浮かばなくて

選択肢を連ねていく

静かな時間

 

意味も中身もないその場だけの言葉

言わない方がいい本音

言っても仕方ない嘘

奇を衒ったしょうもない冗談

自分をよく見せるための戯言

君を持ち上げるための妄言

 

こんなの選べなかった

身も蓋もないただの虚偽、欺瞞

「変な人」でいる方が楽だった

 

嘘と分かってくれる君を特別と思う

無意味とはまさにこの事だ

 

後悔がしたかったわけじゃない

もしあの時に戻っても

僕は同じ言葉を並べてた

 

認めたくなかった